TRPG関係記録置き場

TRPGの忘備録置き場。 セッション日記とか、SSとかごったまぜ。   mixi日記やtwitterだと流れてしまうので、後々読み返す時に不便だなーと思ったので。10年後に読み返して笑いたい。

クトゥルフ【モノクロの猫】スペシャル女子会e卓セッション日記

2020年10月10日の日中、オンセで、スペシャル女子会企画のクトゥルフに参加してきました。

おばあちゃんクトゥルフでした!
ー完ー

 

※「サンディ・ピーターセン」「リン・ウィリス」「中山てい子」「坂本雅之」「KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の日記です。

 

 
今回、感想戦があって、大体言いたいこと言ったので、前の二つと比べると短めかも。
というか、おばあちゃんクトゥルフだった!の出オチ感よ…。


女子企画卓へは滑り込みでの参加表明をいたしまして、KP椎名さんとE卓参加者のはむあむしなさん、バジリスクさん、誠にありがとうございました!とても楽しかったです。

【モノクロの猫】というシナリオを、いくつかの卓で別PL別PCでやる企画で、最後に参加者全員で打ち上げしました。打ち上げ話もものすごく楽しかったです。みんなトンガりすぎじゃない?

キャラメイクのとき。
「年齢指定の下限と上限ありますか?」とはむさんやバジさんが訊いていて、
「同じ屋根の下がいいですけど、下は小学生以上くらい、上は特に制限ありませんよ。なんなら、老人ホームでも!」
とKPが言い放ったのが発端。このメンバーで、そんな餌を与えられたら、老人ホームになるのは自然の流れ。
「じゃあ、老人ホームにしましょうか」まで3分くらい。「やすらぎの郷」という施設の名前は一瞬で決まりました。スイッチの入るところがおかしい。

 

 

ここからネタバレしまくります。


現役猟師のテル子ちゃんと、元図書館司書の美里ちゃんと、元小学校教諭のサワちゃん。

うーばーいーつで、ピザを宅配してもらって夕飯に。普通に宅配ピザを頼むという選択肢はありません。話題のなんとかいーつとかいうハイカラなものを使ってみたかったのよ!
お腹いっぱい満足して、部屋で眠ったら不思議空間に連れてこられたので、脱出しなきゃ!というお話。とりあえず脱出する?狩りもあるし、みたいなゆるい感じだった気もします。「狩りもあるし」ってなんだ。

一つの部屋に入ると、手錠で拘束されてる愛想のない警官勇一郎とその近くにいる白猫。別の部屋にいる暴れん坊警官コウと黒猫。
調べていくとどちらかの警官をこの空間に置き去りにしないといけない仕様の様子。

背景としては、勇一郎はコウの姉の恋人で、姉は勇一郎と一緒にいる時に殺されたらしく、コウは勇一郎に対してモヤモヤを抱えている。
猫達は本当な人間の姉弟で、地下アイドルをしている姉に向かって「ぼくがいなきゃ何にもできないくせに!」的なことを弟が言い放って険悪に。
両者は仲直りできるのか、みたいな話。


いろいろ探索して、SAN値が削れたり。おばあちゃんキャラだと、失敗しても歳のせいにできていいですね。最近耳が遠くてねぇ。
ただ、猫と話したり、不思議体験するともれなくボケを疑われてしまうという……世知辛い。
YouTubeはゆーちーばー、Twitterはついた。おばあちゃん用語で盛り上がりました。
個人的には図書館が鬼門で、SAN値下がりかけたりなんやかんやありましたが、今思い出してみたらあんまり危なげなかった気も?
KPが視線を感じさせる演出もしてくれたとき、みんな沈黙。KPが「あんまり怖がりませんね」って言ってて、はむさんが「PLはビビりなんですからやめてくださいよー」って言っていたのが印象的でした。みんな、驚くと黙るタイプだったんでしょうか。驚きはしたんですが、「驚きませんでしたね」って言われてから「いや、驚きましたよ」って言ったときの嘘くささよ。嘘じゃないです、結構驚きました。

前のセッションの展開がいろいろと反映されてカオスになっていたとのことで、後でネタバレ受けて、!!!???ってなりました。
ぶっちゃけ、いろいろと事情があって、警官ズは誰かのキャラだろうと思っていたのですが、猫ちゃん達も人様のキャラだと思ってなくてびっくりしました。
『弟』という存在への憧れを詰め込んだとおっしゃっていたような。喧嘩しつつフォローしてくれる弟と強気なのにどこか甘えんぼのお姉ちゃんがとてもかわいかったです。
罪悪感から素直になれない警官と、天然気味な真面目警官のコンビなんておいしすぎてどうしようかと思いました。
警察官に、おまえらが(拘束を)やったのかと言われて、「おばあちゃんにはできませんよー」的なことを言ったところ、「手練れに見える」との返答が。大爆笑し、そして、同時に高まる警戒心。テルちゃんの強さに気がつくなんて、やりおるなー。

とはいえ、今回、猟銃もってるテルちゃんがいたので、困ったら力技でなんとかしてもらおうと早々に共通認識があって、すごく安定しました。こういうところが手練れなのか?
美魔女司書さんもいるので、知識系もバッチリ!肝の座った美里ちゃんは机の引き出しとかいろいろガンガン調べてて頼りになります。説得や幸運は高スペックなテルちゃんが担当。
というか美里ちゃん、すごく怪異にもモテてた気がします。若いときは人間にもしつこくされてきっと大変だったことでしょう。その余波なのか、結構危険を冒すタイプでもありました。
美里ちゃんやテルちゃんの言葉には重みがあって、説得も深みを増し増しで大変よろしゅうございました。
心強い味方がいるっていいですね。はー重みがあるなぁ。

私のキャラであるサワちゃんは、持ち物に『スマホ』と書いていたので、イマジナリー教え子と共にすごく役に立ちました。さすがスマホ様様。文明の利器。地味にコンピュータ技能持ってたので、コンピュータおばあちゃん!ってネタをやろうと思ってたのですが、残念ながら果たせませんでした。そもそも通じるのか?
『君の心にスーパーノヴァ☆宇宙にきらめく銀河コスモちゃんだよっ!』って、調査結果の、地下アイドルの紹介文読みあげるときは、とても恥ずかしかったです。


いろいろと探索した結果、どっちかが偽物で、本物をリアル世界に連れ出さないといけない感じ。そして、本物にはぜひ、リアル世界できちんと仲直りしていただきたい。若人の仲たがいは良くないわよう。

さて、本物はどっちだ!?ヒントを確認しつつ、全員での協議の結果、コウを連れ出して…。
振り向かずに出口へ。

???「本物の俺をよろしくね」

 

目を覚ますとそこは、やすらぎの郷
やれやれーもそこそこにいつも通りの日常に。おばあちゃんズ切り替え速いです。テルちゃん、さっさと狩りに出ちゃいましたけど?
後日、警官が無事に一命をとりとめたニュースを確認することができ、警官の名前は「橘コウ」であることも確認でき、ランチに出かけた先で、元気よく喧嘩する姉弟と警官が一緒にいるところを見かけることができました。よかったよかった。おしまい。

 

おばあちゃんたちは、その後も愉快に楽しく過ごす以外の未来が見えません。今回のおばあちゃんズ、とても好きで楽しかったです。主演:テルちゃん、ヒロイン:美里ちゃんで、映画三部作出ないかな?