TRPG関係記録置き場

TRPGの忘備録置き場。 セッション日記とか、SSとかごったまぜ。   mixi日記やtwitterだと流れてしまうので、後々読み返す時に不便だなーと思ったので。10年後に読み返して笑いたい。

クトゥルフ【×2(かけるツー】セッション日記

2020年9月実施。
ダブクロとクトゥルフは、ほぼ同じ時期に始まって、先に終わったのはこっちなのですが、話が来た順番に記事にしてます。

椎名さんがキョウさんに話を通してくださったみたいで、KPはキョウさん、PLは椎名さんと私で、CoCをやってもらえることになりました。

CoCシナリオ『×2(かけるツー)』プレイさせていただきました。
結論から言うと、萌え死にました。すごいシナリオだった。。。

ネタバレガッツリしてます。

※「サンディ・ピーターセン」「リン・ウィリス」「中山てい子」「坂本雅之」「KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の日記です。

 


「初心者向け」なのに「全員ロストの可能性あり」との紹介文に何故か大ウケし、ぜひこれで!とトントン拍子に決定。

「どんなキャラにしますか?」→「どういう関係性がいいかな」→「んー主従で」
年齢性別種族より先に関係性重視。でも、従者をやりたかったので後悔はしてない。

ダブクロは私がめずらしく主従の主人を担当するから、こっちは椎名さんが主人で…みたいな話だったかな???逆転の関係性でやったはず。

 

TRPGがかなり久しぶりな私を気遣った椎名さんと私の会話。
椎名さん「キャラ作成手伝いますか?」
私   「え、いいんですか?お願いします!」
椎名さん「どういうキャラがいいですか?」
私   「狂信者で!!!」
椎名さん「従者キャラで狂信者ぶっ込んでくるsan-gooちゃん…」

狂信者の主人キャラなんてどうなることかと思ってました。「大変ダナー」なんて他人事のように思ってたら、ダブクロでやった富豪キャラの親戚キャラを作ってくれて、狂信者の主人をしてくれることになりました。至れり尽くせり。
なので、私はストーカーをやることになりました。ストーカーやるの、大好き!というか、他人様のキャラを熱狂的に愛するキャラが好きです。キャラ付けもしやすい。

主従とは?

 

〇鷹司 怜さま(PL椎名さん)

名門鷹司家の分家(ちなみにダブクロの玲(あきら※PL私 は、本家の嫡男)の家で育つ音楽家。自由に好きなことをして生きている。という設定がのちのCoCに生かされる。俺様キャラだけどか、ストーカーを飼ってる(飼ってない)あたり、かなり心優しいと思う。

 

〇伸二(PL私)

熱狂的怜さまファン。INTが高いがポンコツ。怜さまに名前を憶えられてる幸せなストーカー。常識は、知識として知っている系。【守りたい、怜さまの安全とSAN値!】苗字は忘れた。

 

 

●セッション本編。

知らない倉庫で目覚めたら、憧れの怜様とストーカーが一緒に閉じ込められてます。……んんん?なんで???
怜様のスケジュールをバッチリ把握してるストーカーは動揺こそ隠せませんが、おかしいということはわかります。普通に考えて、周りがストーカーと二人にさせたりしませんしね……。ストーカーは残念な人間ですが、頭はいい(INTがバカ高かった)のでよくわかります。残念ながら、これは怜様の意向ではない!怜様の意向に背くことは許されない!わかりました、いますぐ外に出ましょう!

 

そして、探索したら怜様が二人に増えた。
え!?ナンデなんでナンデ?!??!?
わあああああ楽園だー。

怜様はSANチェックしてますが、ストーカーは至福の状況です。
萌えキャラが二人に増殖するとか天国すぎるでしょう!?もうここに骨を埋めていいんじゃない?とチラリと思ったりしましたが、とはいえ、怜様が閉じ込められたままだと、世界的損失。脱出するしかありません。

怜様を危険に晒すことはできない!と張り切ったのはいいものの、ポンコツストーカーはかなりの頻度で判定に失敗し、怜様直々にいろいろ探させるポンコツっぷり。おまえのINTはお飾りか。
怜様は「おい、ストーカー」とか「何かわかったのか」とか俺様ムーブをかますのに(suki……!)、失敗しても絶対ストーカーを責めずにいてくださったため、私が画面の向こう側で悶えてました。椎名先輩、私のツボを心得ていらっしゃる。大好き……!

なんやかんやで、二人に増えた怜様と探索しているなかでの雑談。
「いや、増えたのが怜様でよかったですよ。僕(ストーカー)だったら確実に仲悪いですもんw」
「仲悪そうw」
というフラグからの、伸二B参戦。
「(互いに)スタンガン構えます」
怜様がとりなしてくれて、事なきを得ました。ダブル怜様の有能さもさることながら、ちゃんとノってくれるKP様ありがとうございました!楽しかった!
ストーカーは怜様が一番というところはブレないので、怜様のカリスマもあって、あっさり4人で共闘の流れに。怜様のお言葉に、狂信的ストーカー達は肯定以外の意見を持たない。

そして、伸二Bはめちゃくちゃ優秀でした。失敗は、1回くらいしかしてない気がします。
あいつ伸二Bならぬ、伸二改じゃないかな???なんかしらんけど怜様と親密度高いし…。いやしかし、塩対応も捨てがたい。
私はカッコいいキャラに塩対応されるのが心底好きです。

 

時系列不順で、かわいいウサギと朝顔に遭遇し、かわいい怜様の小動物好きな一面がが見られたり、かわいい?怪物にあったり、かわいい事務員さんに出会ったりしました。事務員さん、SANチェック必須のグロさなのにかわいい!かわいい!
というかわいい祭りでした。Cawaii!

判定関係は、怜様命のストーカーが『守りたい、怜様のSAN値』とお題目を掲げ、怪しいところは全てストーカーが先んじ…しかし、結構失敗したりしつつ、SAN値チェックも死体チェックも残留品あさりも怜様のためならえんやこらと躊躇いなく地雷を踏み抜きます。大変進めやすいキャラで、よかったです。
「ここで何か出てきたら怜様巻き込むかな?」とか「この死体のことをなんて言えば、怜様のトラウマにならずにいけるだろうか……?」的なことばかり気にしてましたが、怜様は有能なので、婉曲な表現で報告したところ全て察してくださいました。さすが怜様!

 

銃を見つけたときは、死体を怜様に見せたくなくて、情報を伏せてたら持ってることをすっかり忘れました。
で、怜様の自衛用に自分のスタンガンを渡そうとしたら、ストーカーの武器がなくなることに怜様は難色を示します。そこで、KPが思い出させてくれたので、
「あ!怜様、銃は嗜まれますか?嗜まれますよね」
「ハワイで親父に習ったが……」
「ですよね。スタンガンには慣れていらっしゃらないですもんね。失礼しました、銃を先ほど見つけてたので、こちらをお使いください!」
と進呈。なんで黙ってたんだと報告を怠っていたことへのお叱りムーブで、ストーカーはうれしかったです。
伸二改「怜様にはきれいな身体でいてほしかったんです!」
怜様「別に俺は綺麗でもなんでもないけどな……」
ストーカー達、この言動に「憂いを帯びた怜様もカッコ良い!」と仲良くキャッキャしてました。好きな人が同じですもんねえ。

 

萌えシーンの数々。
事務室IDを手に入れたとき。
怜様B「やったな、伸二!(名前呼び+頭をわしゃわしゃ)」
伸二「やりました!…(名前を呼ばれたことに気がつく)えっ!(動揺)」
からの、怜様Bから怜様オリジナルへの煽り。

怜様オリジナル「(イラっ)」

怜様B「ふーん。妬いたか?」

椎名さんと私「!!!!!?????」
明後日の方向から攻撃が容赦なく二人をクリティカルヒット!椎名さんが言葉を失ってて、今思えばとても面白かったんですが、当時は私も動揺しすぎて何も言えませんでした。萌えた。ここで前半戦終了。ヤバかった。

 

日を変えて、事務員さんと邂逅。事務員さんを見て一時錯乱。
怜様が落ち着かせようとしてくれるも判定失敗。怜様Bの説得(精神鑑定)で落ち着いたので、不機嫌な怜様がかわいいかったです。
でもって、怜様に伸二の失態を謝る伸二B。
怜様「別におまえのせいじゃないだろ」
伸二Bを庇う怜様にショックを受ける伸二。
この下りすごく好きです。伸二のせいです、あいつが戦犯です!


特に今回一番すごいエモーいなーと思った椎名さんのムーブ。
ストーカー伸二は、序盤から「怜様が戻らないのは世界の損失」的なことを宣言して怜様の帰還をモチベーションにして動いてたんですが、伸二自体が戻ることに関しては心底どうでもいいので、ほとんど触れずにいました。でも、怜様の前ではそういう明言はしないし、タイミング的に合わなかったのでPL発言でも触れずにおりました。

多分、椎名さんは多分伸二があんまり戻る気がないことに気がついていて、ちょこちょこフォローしてくださるんですよ。危ないところに行こうとしたら、「気を付けろよ」と言ってくれたり、一緒に来てくれたり、武器を渡そうとしたら「おまえはどうするんだ」と聞いてきたり!すごい!塩梅というものをわかっていらっしゃる!!!
極め付けは、事務員さんが3Dプリンターでフィギュア作れるよーという話になって、「え!怜様のフィギュア作り放題!等身大のと1/10のを作ってください!」などとはしゃいでいたら突如。

「なら、俺も伸二のフィギュアが欲しいな」
(素で)「えっ」

ずっとストーカー呼びだったのに、ここにきて初の名前呼び!しかも、伸二のフィギュアを作るということはつまり『おまえも元の世界に戻れ』という命令に他ならない、と解釈しました。
すすすすすごく萌えました。ありがとうございますありがとうございます。

しかも、事務員さんに聞かせた演奏とは別に、怜様ズでコンサート。
観客は伸二ズだけの!!!デュオコンサート!豪華!
もうそんな演奏聞かされたら、戻ったあとの演奏も聞いてみたいと思うしかないですか。敵わない。無事死亡いや生還。

かわいい事務員さんとの別れを済ませて、それぞれ言葉を投げかけてそれぞれの帰途へ。
お疲れ様でした。『おいおいおい殺す気かよ』って言いました。楽しかったです!
ありがとうございました!

 

 ●ほか

そういえば、私はセッションに出さないどうでもいい裏設定をつけるのが好きなのですが、伸二の親は毒親で、怜一という優秀な兄がいるという設定をつけていました。